Exterior外装・庭

庭木の水やり方法と、
スケジュールについて

「屋外にある庭木は自然と同じ環境だから、水やりは晴れた日が続いたときだけでいいでしょ?」と考えていませんか? 植物は基本的に、水と空気と太陽光で生きるもの。適度な水やりは大変重要です。特に植栽後1年未満の水管理はその後の育成に大きな影響を与えます。 お庭に緑をしっかり根付かせるために、ぜひ適切な水管理を心掛けましょう。

植栽の種類に合った、最適な水やりを!

植物の種類や大きさによって最適な水やりは異なります。水のムダを省くためにもぜひ覚えておきましょう。
樹木(高・中木)
ジョーロやハンドノズルで、根元にたっぷり水が浸透するように水やりを行います。葉や枝には、特に汚れがない限りさっと水をかける程度で十分です。
低木・草花・地被植物
ジョーロなどで根に水を行き渡らせることを意識して水やりをします。植物が密生していると根元に水が届かないことがありますので注意してください。
芝生
春から秋にかけては、芝生の健全な育成にとって特に大切な季節です。芝生の下の地面に染み込ませる感覚でたっぷり水をあげてください。

水やりのタイミング

いくら植物にとって水が大切でも、1年中、毎日水をあげる必要はありません。水やりの頻度は下記を参考にしてください。季節の変わり目や例年と異なる気象状況のときは、木や草花の周りの土の表面が白っぽく乾燥してきたら、水やりのタイミングです。土が湿っているのに水をあげる必要はありません。

春:3~4日置きに一度

夏:毎日~1日置きに一度

秋:5~7日置きに一度

冬:10日置きに一度

  • 雨が降った日以外は、土の状態を確認しましょう。
  • 夏の暑い日は、日中の水やりは避けましょう。お湯を根にかけるような状態になってしまいます。土の表面温度が下がる、涼しい朝の内か夕方に水やりをしてください。
  • 春と秋はどの時間帯でも水やりができます。
  • 冬は気温の高くなる日中に水やりを行います。

ハスロの付いたジョーロ

散水用のハンドノズル

ホースリール

トラブルを未然に防ぐバルコニーのお掃除

屋外に設置されているバルコニーは、汚れがたまりやすい場所の一つ。特に水詰まりが発生すると水アカなどやっかいな汚れが発生したり、シール剤を傷めて防水性能の低下の原因になったりしますので、定期的に掃除しましょう。
用意するもの/ 雑巾・ほうきなど

01

バルコニーの手すりは汚れやすいので、こまめに雑巾掛けを。

02

詰まりやすい排水溝のゴミにも注意しましょう。

お庭をスッキリさせる、庭木の剪定術

当たり前のことながら、庭の木々は、太陽の光を浴びて成長を続けています。葉が生い茂ったままでは、美しくないばかりか太陽の光も当たりにくく、風通しも悪いため、病虫害の発生の可能性も高くなります。より良く成長できるように正しく剪定をして、新しい枝をつくり、元気にしましょう!

切るべき枝はどれ?

枝は、幹から均等に広がっているわけではありません。剪定する枝を確かめましょう。
剪定する枝は、①~⑨に該当するものを優先しましょう。
       
徒長枝 幹や主枝からまっすぐ長く伸びる枝
逆さ枝 幹の方に向かって逆方向に伸びる枝
下がり枝 横に伸びた枝から下方向に垂れた枝
ひこばえ 地際や地中から伸びる枝
からみ枝 一本の枝が他の主枝にからみついた枝
ふところ枝 幹近くの太い枝から発生する枝
交差枝 正常に伸びている枝と交差する枝
かんぬき枝 同じ位置から反対方向に伸びて十字型になっている枝
胴吹き枝 幹から出る不要な枝

どう切ったらいいの?

注目ポイントは芽。種類をおさえた上で、切るときの目安を覚えておきましょう。
芽の種類
新しい枝につく定芽には頂芽、側芽があります。頂芽は枝の側面につきます。側芽には幹の内側を向く内芽、外側を向く外芽があります。古い枝の芽は不定芽といいます。
枝を切る位置
芽はついている方向に伸びるので、枝を切るときは、必ず外芽の上で切ります。目安は、芽の上5~10mm程度です。内芽の上で切ると不要な枝になってしまいます。また芽に近すぎたり、残しすぎたりすると枝が枯れてしまいます。
樹木・作業に合わせて選びましょう

木バサミ
「植木バサミ」とも呼ばれ、1cm程度の枝を切る際によく使われるハサミです。

剪定バサミ
「切り刃」と「受け刃」が半円の弧状になっていて、太い枝に適したハサミです。

刈り込みバサミ
樹形を整えるための大型ハサミ。刃先が反っている方が見えるように持ちます。

剪定ノコギリ
ハサミでは切りにくい太い枝や根を切るときに。使い慣れない方は片刃のものを。

木バサミ/剪定バサミ

刈り込みバサミ

剪定ノコギリ

お庭を緑の絨毯に。芝生のお手入れ方法

芝生が成長期に入る3月~4月は、すでに植えてある芝生もお手入れが必要な時期です。お隣がうらやむようなお庭を目指して、芝生にとって最適な生育環境を整えましょう。

普段の水やり

成長期の芝生は、2、3日に1回の水やりが必要です。芝の色が黒ずんできて、葉が丸くなったら水不足のサイン。地中深くまで届くようにたっぷり水をあげましょう。

芝生に最適な肥料は?

芝生には、窒素・リン酸・カリウムがバランス良く配合された化成肥料が適しています(市販の化成肥料には、窒素、リン酸、カリウムの割合が8-8-8、 10-10-10などと表示されていて、ホームセンターには芝専用のものが販売されています)。芝生専用でなくても同程度の配合なら大丈夫です。
肥料散布時のポイント
  • 肥料の散布は、4月~10月の間に2回~4回程度。 11月~3月は肥料を与えなくても大丈夫
  • 粒の小さいものを芝生全体に均等に散布。肥料が足りないと芝生が薄くなり、雑草が入り込むことも
  • 気温の低いくもりの日に散布すると効果的。気温の高い晴天の日は、肥料焼けを起こす可能性があります
  • 散布後は、必ず水をたっぷりあげましょう。溶けずに残った肥料が害を及ぼすことがあります

芝刈りのポイント

芝に刺激を与えて刈り込むほど、キレイな芝になり雑草も生えにくくなります。葉が3cm以上伸びたら刈り込みを行いましょう。芝は伸びきってから刈り込むのではなく、こまめに行うのが密度の高い芝を作るポイントです。また病気の原因にもなるので、刈り取った芝かすはすぐに取り除きましょう。
春、秋(3月~4月、10月~11月) → 月に1回は刈りましょう。
夏(5月~9月) → 週に1回、最低でも2週間に1回の刈り込みが必要です。
冬(12月~2月) → 休眠期のため刈り込む必要はありません。

エアレーション

芝生は根で養分を吸収する以外にも呼吸をしています。芝生が育つにつれ次第に土壌が固まり根に悪い状態になります。エアレーションを行い地面に穴を開けることで、密生した根茎をほぐし発根を促し、通気・通水性を良くして芝生を若返らせることができ、養分もきちんと吸収するようになります。
エアレーションの種類
スパイキング
ローンスパイクという専用の道具を使用して芝生に穴を開けていく方法です。芝生の成長が良いようなら年に1回、水はけが良くない場合や元気がない場合は3月ごろから1~3ヶ月に1回のペースで行いましょう。
コアエアレーション
中空の刃がついたローンパンチなどを使い、根や土ごと取り除く方法です。芝生に円筒状の穴を開けますので、コアエアレーションの後は目土入れが必要です。効果は高いですが反面芝生へのダメージが大きい方法でもありますので、ご注意を。
「お困りごとが解決しない」「ご自分では難しい」そんなときはお気軽にお問合せください。
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